オトナのPC Lifeトップページ > ギャラリー > バックナンバー　拝見！ 隣のパソコンライフ（第4回）

パソコンを利用して、より豊かな暮らしを楽しむ方々をご紹介する「拝見！ 隣のパソコンライフ」。 第4回目は大学の聴講をはじめ、ボランティアにも熱心な国際派アクティブエルダーさんの登場です。 学ぶこと、活動することに年齢は関係なし！活動的で楽しい日々のお話をうかがってきました。 第4回 学びの意欲とメールがつなぐ国際交流 娘からもたらされたパソコンとの出会い ■笠井さんのパソコン歴を教えていただけますか？ 会社員時代は仕事で使うのみ、退職の前年に娘がパソコンを購入してから家でも触るようになったのですが、本格的に使うようになったのはここ2〜3年ですね。メールや勉強、ボランティア団体の会計などで毎日使っているので、横取り状態ですね（笑）。 ■パソコンはどのように学ばれたのですか？ メールは最初に娘に少し教えてもらって、あとは独学です。 エクセルやワードはいろいろな講座に足を運びました。 最初は「基礎から始めよう」と生真面目に考えていましたが、「知りたいことがあればその都度、教えてもらえばいい」ということに気付いて気が楽になりました。 名刺が必要と思えば、名刺作りの講座に参加したり・・・そのほうが覚えも早いですね。今もいろいろな講座に参加させてもらっています。 笠井さん　64才 元会社員（技術系・電機関係） 偶然が結びつけた学びとボランティアライフ ■大学などでいろいろな講座を聴講しておられるとか 退職後に「何か勉強しよう」とインターネットでみつけた大学の講義を聴講するようになりました。 今は「語学」と外国の方との交流を通して興味を持った「環境工学」・「情報処理」を聴講しています。「情報処理」ではパワーポイントを使って自己紹介用の作品を作りました。 パソコンのスキルは学生さんにかないませんが、人生経験でなんとかカバーしてます（笑）。去年カナダからの学生さん達と交流する機会があったのですが、同年代の方がおられて心強く思えました。 ■語学の学習はどんなふうにしていますか？ 語学講座にも通っていますが、私の場合は「語学」というより「語楽」です。文法など難しいことはあまり考えず、どんどん会話に参加するようにしています。 今は英語・ドイツ語・スペイン語・ポルトガル語・中国語・韓国語を勉強中、２年続けて韓国へのホームステイも体験しました。 当初は認知症予防用くらいに思っていましたが、いざ習ってみると歳のハンデは感じませんね。宿題をするときにはYahooなどの翻訳機能を利用することもありますが、これを使うとすぐ先生にバレます（笑）。 ■日本語を教えるボランティアもしておられるそうですね はい、こちらも退職後に思いがけない出会いがありましてね。 たまたま通りかかった国際交流協会という所で講演会をしていたんです。語学にも興味があったので、のぞいてみたのが始まりでした。 留学生など外国の方との交流も楽しいし、さらに興味が湧いて大学の日本語講座に通ううちに、教えるようになりました。でも教えるというより、楽しみながら私も勉強させてもらっているという感じです。 帰国した方々とは、今でもメールでやりとりしています。メールやインターネットがあると距離を超えて地球が狭く感じるし、世界観が変わりますね。 ますます若々しく、活動的に！ これからもさらに国際交流の輪を広げたいとおっしゃる笠井さん。それに関連する学びの意欲もとどまるところを知らず、毎日予定がぎっしりです。 「退職後に好きなことを見つけて、こんなにのめり込むとは私も娘も予想外でした。」と奥様。在職中よりも若返って、生き生きされている様子を微笑ましく話してくださいました。 楽しみを持ち、家庭でも会話が弾む−まさに理想的なセカンドライフの過ごし方ですね。 拝見！隣のパソコンライフの他のページを見る 第10回 パソコンと写真のスキルで、ボランティア活動をより有意義に>> 第9回 パソコンで描いた絵で個展を開催>> 第8回 「生涯現役」を実現するためにパソコンを強力なツールとして活用>> 第7回 パソコンは生活を豊かにしてくれるツール>> 第6回 退職後の「生きがい」を見つけてもらうのが自分の生きがい>> 第5回 パソコンが取り持つ楽しく新しい コミュニケーション>> 第4回 学びの意欲とメールがつなぐ 国際交流 第3回 アマチュア無線とパソコンが満たす 知的好奇心>> 第2回 早期退職、 趣味とパソコン三昧の自由人>> 第1回 花と俳句、 二つの趣味を活かすパソコンライフ>> ▲このページのトップへ

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