自作PCパーツのご購入時の注意事項
自作PC組み立ての際の注意事項
バイヤーBUNの「パーツ選びのワンポイントアドバイス」
自作パソコンは、自分好みのパソコンを作る事ができる趣味の世界です。
無限の組み合わせが楽しめる反面、商品選びや組み立てなどの全てが「自己責任」であるという面も持ち合わせています。
購入後に後悔しないためにも、必ず商品ごとの注意事項をお読みいただき、お求め下さい。

■商品情報を事前によくご確認ください。
動作環境や付属品などの情報は、ご自身の組む自作PCで利用可能かどうか、事前にご確認ください。
確認には、パソコン専門誌やWEBの検索、WEB掲示板の情報閲覧などがおすすめです。自作パソコンの組み立ては、「情報収集」も重要な作業のひとつです。

■自作PCパーツに同梱のマニュアル類は英語表記もしくは多言語共通表記となります。
※日本語マニュアルもしくは、WEBサイト上で日本語マニュアルPDFなどの提供をしている商品も一部ございます。

■パッケージを捨てないでください。
修理などのサポートを受けられる際に必須となりますので、捨てないようお願いします。
また一部商品では、パッケージに保証書シールが添付されているものもあります。

■サポート対応はメーカー・販売代理店で行っています。
購入されたパーツが動作しない場合のお問い合わせ先は、メーカーもしくは、販売代理店になります。
 
■静電気は自作PCパーツ(精密機械)の大敵です。
パーツ類を素手でさわる時は、必ず身の回りの金属製のラックやなどを数回さわるなどし、放電を行ってください。
※特に冬場(乾燥している場所)は危険です。服装もセーターなど静電気が起きやすい服は避けましょう。静電気が原因での商品不良の場合、交換・修理などの保証は一切受けられません。

■必ず電源をOFFにしてから作業しましょう。
PCパーツを組み込む際は、必ず電源をOFFにし、コンセントも抜いた状態で行ってください。コンセントを差し込んだままの作業は、パーツ類の故障の原因となります。

■ネジなどのサイズにご注意。
パーツ類を止めるのに利用するネジは、主に「ミリネジ」と「インチネジ」があります。
それぞれ微妙にサイズが違うため、間違ったネジでパーツを止めると、きちんと止まらなかったり、ねじ穴が潰れたりします。ネジ止め中に少しでも違和感があれば、ネジが間違っている場合があります。
 
■はじめに
パーツ選びは、自作パソコンの性格を決める大切な作業のひとつです。
購入してから「別のパーツにするべきだった」と後悔する前に、事前にパソコン専門誌やWEBの情報など下調べをし、性能や特徴などを知った上で、目的にあったパーツを決定していくことを強くおすすめします。

■CPUを選ぶ
・CPUとマザーボードはセットで検討しましょう。
→CPUメーカーごとにマザーボードが異なります。

・高速なCPUを選ぶ際は、価格以上に「消費電力」に注意を。
→高速で、コア数の多いCPUほど、価格も高くなりますが、それ以上に消費電力が上がる=発熱量も増えます。
選ぶCPUによっては、別途FANを追加するなどの調整も必要です。

■マザーボードを選ぶ
・必要な拡張製を備えているか。
→SATAや、USBなどの端子や拡張スロットなどが、足りるかどうか確認しましょう。
特に拡張スロットは、増設することが出来ませんので、注意が必要です。

・付属品は足りていますか?
ほとんどのマザーボードには、SATAケーブルが付属品として添付されています。
接続予定のハードディスクやDVDドライブなどの台数を考え、その本数が足りるか どうかを確認してください。不足分は別途用意が必要です。

■メモリを選ぶ
・1枚組と2枚組がありますが、新規組み立ての時には2枚組を購入するのがコストパフォーマンスが良くおすすめです。

・搭載できる最大メモリ容量は、マザーボードにより若干異なりますが、 Windows XPや、VISTAを利用の場合は、最低2GB搭載することをおすすめします。

注)合計3GB以上を搭載する際には注意が必要で、WindowsXP,VISTA 32bit版では、ほとんどの場合、3GB前後までしか認識できません。
※認識できる最大容量はマザーボードなどにより異なります。

■電源を選ぶ
・電源容量の決め方
→組み立てるパーツ類の消費電力の総合計で決めますが、注意点としては、ぎりぎりの容量ではなく、少し余裕を持たせておくことです。
たとえば、パーツ類の消費電力合計が、おおよそ300Wの場合、300W電源ではなく、400〜500Wの電源を選ぶのがベストです。これは、パソコンの起動時などに、通常時の消費電力よりも少し大きめの電力消費が発生するためです。
また、電源は比較的長い期間利用する物ですので、将来的にCPUの交換や、ハードディスクの増設などを行うことを考慮にいれて、余裕のある製品を選んでおくほうが、無駄が発生しなくて済みます。

■ビデオカードを選ぶ
・設置できるかどうか確認しましょう。
→性能の高いビデオカードになればなるほど、発熱を冷やすためのFANなどが大きくなり、カードのサイズが大きくなります。PCケース内のドライブベイなどに干渉し、設置できない場合もありますので、必ず事前確認をしましょう。
また、同様にFANが発する騒音も大きくなります。